8050/7040問題、早期⺟⼦分離、⼊所施設からの地域移⾏促進、触法・累犯障害者の増加、障害者数の増加(990万⼈)、⽇本全体の⾼齢化、親なきあと、親の貧困化、障害⾼齢者の増加、精神障害者の増加、発達障害児者の増加、精神科病院からの早期退院、障害福祉給付費の増⼤、空き家激増、⽝猫の殺処分問題、SDGsなど。
社会福祉は「1⼈では⽣きられない社会的存在としての⼈間に関わること」というポイントを忘れないようにしましょう。
例えば、交通事故で⼤怪我をしたAさんがいるとします。怪我を治療するのは医師の仕事ですし、下肢⿇痺が残ったとして、訓練するのは理学療法⼠などのお仕事です。
それに対して、社会福祉は障害者となったAさんが「社会で⽣きていけるようにしていくのが仕事」の中⼼の⼀つです。
医師がAさんの命を救い、その後のリハビリが、うまく⾏くかどうかで、⾞椅⼦で移動できるかベッドに寝たままの⼈⽣になるかの差が出てきます。
例えば⾞椅⼦での⾃⼒移動ができるように訓練が成功したとしても、⼊院中に職を失い、家はエレベーターのないアパートの3階ということになると、退院後は、⾞椅⼦を使うこともできず、家の中にこもりきりということになるかもしれません。
私たち社会福祉に関わる⼈は「常に個⼈を社会的な存在として認識」して、家族や地域、職場、施設など、社会での実際の⽣活を⽀援していこうとする観点を⼤切にしていかなければなりません。
また、社会福祉は「⼈間はそれぞれ⾃分の⼈⽣の主⼈公である」という認識を⼤切にしています。
福祉の仕事をしていると、気付かぬ間にそれを忘れてしまう⼈が多いので気をつけたいところです。
⽣活の主体である当事者の「⼈⽣の質」「⽣活の質」保持と向上をお⼿伝いしている「⿊⼦」だという視点が⼤切だと思います。
最後に、最⼤多数の最⼤幸福という考えがあります。⼀⾒良さそうな⾔葉で、⽿障りも良いですし、広く⼀般に膾炙している考えですが、福祉の視点からみると避けなければならない考えだと思います、
なぜ、福祉において最⼤多数の最⼤幸福ではいけないのか? 最⼤多数の最⼤幸福という考え⽅は、⼀⼈でも多くの⼈に、少しでも多くの幸せをという考え⽅で、⼀般的には承認されています。
しかしながら、最⼤公約数を求めると「最⼤公約数に⼊らない少数者=マイノリティの不幸はスルーまたは排除」されてしまいます。それが激しく表出された出来事がナチスドイツによる障害者の⼤量虐殺(ホロコースト)です。
社会福祉は「少数者になってしまった⼈を取り残さない」ことを⽬的としています。社会福祉は、⼀⼈⼀⼈の⼈間の幸せを考え、⼈間が幸福を追求した結果が、社会全体の幸福につながるのだという考えが根底になければなりません。
私たちは、この社会福祉の⽬的を実現するために最前線で⾏動し、福祉と経済の両⽴を実現していく実践者だと認識して仕事していきましょう。
会社名 |
ほうぷふる合同会社 |
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住所 |
<本部> 事務所:〒270-0021千葉県松戸市小金原2-1-80 ◆グループホーム事業<わんピース松戸> 介護包括型共同生活援助 1号館:千葉県松戸市五香西3-35-5 2号館:千葉県松戸市松飛台145-8 3号館:千葉県松戸市上本郷1400-27 4号館:千葉県松戸市小金原4-4-17 5号館:千葉県柏市南増尾7-6-33 6号館:千葉県松戸市小金原2-1-80 (※6号館は、2024年開所予定) ※通勤等の関係により希望勤務地を受付けることも出来ます。 |
代表者 |
早坂 成司 |
従業員数 |
約30名(パートスタッフ含む) |
電話番号 |
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